引っ越しは転勤や進学など必要に迫られてすることも多く、新しい住まいの方位を気にする余裕がない、というケースも少なくないですよね。
一方で、マイホームを購入するのであれば、一生の住まいには良い方位を選びたい、という方も多いでしょう。
今回は方位の考え方のもとになる「九星気学」と、「凶方位」に引っ越した際の対処方法を解説します。
引っ越しで気になる家の方位:九星気学とは?
「九星気学」とは日本の占い術のひとつで、生年月日と干支、中国の五行思想を組み合わせたものです。
九星とは、生年月日をもとに導き出した、その人が生まれたときに巡っている星のことです。
生まれ年が基準となりますが、元旦から2月3日の節分までに生まれた人は前年の生まれにカウントされるので要注意です。
つまり方位とは、単純に家の方角ではなく、一人一人が持っている星回りのことを指すのです。
そのため、家の方位が良いのか悪いのかは、九星の本命星によって決められます。
つまり、「この家は方位が良い、悪い」というわけではなく、住む人によって吉方位と凶方位は変わってくるのです。
当然一緒に住む家族それぞれの良い方位は異なるので、部屋割りなどで参考にするとより良いでしょう。
さらに、住む年によっても方位は変わります。
ベストなタイミングで引っ越しをすれば、方位を凶から吉へ変えてしまうことも可能なのです。
気になる家の方位は、最近では風水のサイトなどを使えばネットで簡単に調べることができます。
また、特に影響の大きい「三大凶殺方位」は事前に調べておくと安心です。
引っ越しタイミングの三大凶殺方位を調べるときは、元旦から節分までは前年にカウントされることを覚えておくと良いですね。
引越しで気になる家の方位:住まいが凶方位だったときの対処法は?
凶方位がどの方角に出るのかで影響が変わってきますが、さまざまな悪影響が出ると言われています。
方位に関してはあまり意識していなく、引っ越したあとに不意に方位を調べてみたら凶方位だった場合、困惑してしまいますよね。
その場合、一体どんな対策をとれば住まいや自分自身を災難から守ることができるのでしょうか。
まず引っ越し前でしたら、いったん吉方位を回って遠回りすると良い、とされています。
住み始めたあとでしたら、方位除け神社で祈祷してもらうのもおすすめです。
方位除けとは、凶方位によってもたらされる災難をお祓いすることです。
方位除け神社は、全国各地にあるのでお近くの神社探してみると良いですね。
方位除けは、その年一年が無事に過ごせることへの祈願なので、お正月に受けることをおすすめします。
まとめ
方位は九星気学にもとづき、生まれ年や住み始める年などによって決められます。
風水や占いなどは普段の生活で意識する方は少ないかもしれませんが、マイホームや新しい家を探すときは気になるものです。
事前に方位や時期を把握して、ベストなタイミングで引っ越すと良いでしょう。
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