賃貸物件の契約では火災保険の加入を条件にしている物件がたくさんあります。
万が一に備えておくと安心ですが、補償内容をしっかり把握しておくことも大切です。
今回は、一人暮らし賃貸物件の保険について、補償の種類や相場価格をみていきましょう。
一人暮らし用の賃貸物件に必要な保険の補償種類
賃貸物件で一人暮らしをするなら、火災保険に加入するのが一般的で、「家財」「借家人賠償」「個人賠償」に関する主に3種類の補償があります。
▼家財(火災)
加入者の家財に対する補償で、家電や家具などを補償するものです。
こちらは火災だけでなく、落雷、風災、水濡れによる被害に対応しています。
プランがいくつかある主軸補償で、自身にあった内容を選べますよ。
自身の財産を守るために利用でき、被害による後片付けの費用などの補償プランもあります。
▼借家人賠償責任
主軸契約に対する特約で、物件オーナーに対する賠償責任を補償してくれます。
賃貸しているお部屋の原状回復に対する費用が補償されるので、万が一の際の賠償責任に備えられるでしょう。
しかし、隣家へ被害が拡大した際は補償対象外ですので注意が必要です。
▼個人賠償責任
借家人賠償責任と同じく特約で、洗濯時の水濡れなど、日常生活のさまざまトラブルを補償してくれます。
他社との契約で特約加入しているケースが多いので、重複しないよう注意が必要です。
一人暮らし賃貸物件での保険の契約価格相場
一人暮らしの賃貸物件で火災保険を契約する際の相場価格は、年齢や所有する家財によってさまざまです。
家財の補償額(a)と年間保険料(b)の一般的な契約価格帯は、以下((a)→(b))のとおりです。
100万円→4,000円
300万円→6,000円
500万円→8,000円
年齢が上がるごとに財産が増加する傾向にあるので、補償額も高めに設定する方が増えているようです。
自身に適した補償内容の保険に加入することが大切なので、保険をかけたい家財の総額を計算すると、保険料の目安がわかるでしょう。
パソコンや洗濯機、ソファーなど、所有する財産をチェックしてくださいね。
楽器や洋服など、対象範囲は多岐に渡るので、詳細は専門家へ相談するとよいでしょう。
30万円を超えるような貴金属や美術品などは、事前申告が必要です。
まとめ
賃貸物件の契約には火災保険の加入が必要で、補償内容は大きくわけて3種類となります。
主軸となる家財への補償を環境に合わせたプランで選択し、必要に応じて2つの特約をつけると良いでしょう。
不動産会社の用意しているプランでは、補償内容が自分に合っているか確認してから、加入を判断してくださいね!
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