三鷹市はジブリ美術館があることでも知られる静かで落ち着いた雰囲気が魅力のエリアです。
一方で、駅前にはスーパーや商業施設も充実しているため住みやすいといえるでしょう。
そんな三鷹市で、まちの活性化に寄与する取り組みとして、三鷹市基本計画の第2次改定が進められていることをご存じですか。
今回は、三鷹市基本計画の第2次改定ではどんな取り組みを行っているのか、確定されるまでの流れについてフォーカスします。
三鷹市基本計画の第2次改定ではどんな取り組みが盛り込まれている?
三鷹市には大学が多く、18~24歳までの若年層の転入が多い傾向にありますが、20代後半の世代からは逆に転出が超過しています。
三鷹市基本計画の第2次改定はこのような事象を背景に、労働世代の定住を促すようなより魅力あるまちづくりをするために令和4年度を目標に進められているところです。
では、どのような取り組みが盛り込まれているのでしょうか。
取り組みは主に以下の8つに区分されています。
・平和や人権
国際化や男女平等の市民意識の向上、ライフワークバランスの実現など
・情報
行政のデジタル化やクラウドサービスの活用などの情報環境の整備、農産物の供給を確保しつつ緑地・防災空間としても活用する都市型農産業の推進など
・安全
利便性のみならず防災面からも安全・快適な道路や交通機関を整備するとともに、緑化や用途地域の見直しなどを通じた住環境整備、公共施設等への防犯カメラ設置、通学時の子どもの安全や高齢者を狙った特殊詐欺への対策、ハザードマップの整備その他の災害対策などを通じた防犯・防災意識の向上
・環境
環境問題は、地域にとどまらず地球全体の問題との認識の下、市民の意識や行動を高める取り組みを進めるとともに、再生可能エネルギー設備の助成支援、下水道整備など
・健康や福祉
核家族化・高齢化が進展する反面、家族のセーフティーネット機能が縮小している状況に鑑み、共助の一環として、コミュニティー機能の回復のための取組の推進、また、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるための高齢者福祉支援、生活支援、がん検診などの検診事業の推進(新たな検診の取り入れ)など
・子育て
子どもの健全な育成環境の確保のための協働型地域子育て環境、すなわち、ネットワークの充実、学校環境・施設の整備、子どもの居場所や遊び場づくりの推進、子育て相談や育児講座の充実など
・文化
個人の学習成果を社会に還元することで持続可能な社会を目指す、すなわち、生涯学習の基盤づくり、図書館の活用(電子書籍導入など)、スポーツ活動や機会の促進など
・ふれあい
コミュニティー創生による地域の絆の強化を基盤として、福祉・環境・防災などへの好循環を促すとともに、行政とともに市民が参加する新たな手法も検討します。
今後これらの実現に向けて、各行政の担当部署でより具体的な取り組みが行われる予定です。
三鷹市基本計画の第2次改定確定までの流れをチェック!
三鷹市基本計画の第2次改定確定までの流れとしては、市民の意見を反映させつつ2020年3月までに計画を確定させることになっています。
市民はアンケートやワークショップ、ディスカッション、スマートフォンによるコメントなどで意見を出すことが可能です(期間は9~12月)。
これらの意見を参考にして、12月までに計画素案がつくられます。
その後12月~3月までに、さらに市民会議や審議会、「広報みたか」を通じた意見募集などを実施して、そこで得られた議論や意見を踏まえたうえで、2020年3月に三鷹市基本計画の第2次改定が確定しますよ。
これからよりよいまちづくりが本格始動する三鷹市に期待が高まりますね。
まとめ
今回は三鷹市基本計画の第2次改定について取り組みや確定までの流れを詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
もともと魅力的なエリアでしたが、これからますます活性化が予想される三鷹市から目が離せませんね。
より住みやすい環境で新しい生活を始めてみてはいかがでしょうか。
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