自由気ままな一人暮らし。
DIYで自分らしい部屋づくりをしたり、収納スペースを増やすなどして部屋を有効に使ったりしたいと考えていらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、賃貸住宅でDIYをするときには、注意しなければならない点があります。
今回は、快適な一人暮らしをするために、賃貸住宅でDIYをする場合の注意点と参考にしたい実例をご紹介します。
一人暮らしの賃貸住宅でDIY ①覚えておきたい注意点
賃貸物件の契約書には、必ずと言っていいほど、退去時の原状回復項目が含まれています。
つまり、賃貸住宅を退去するときには、入居したときと同じ状態に戻さなければならないということです。
そのため、「原状回復として許容される範囲でDIYをおこなう」という注意点を覚えておいていただきたいと思います。
たとえば、時間とともに現れる劣化に関しては、原状回復として許容されます。
では、壁をDIYしたいと考える場合、どこを許容範囲とみれば良いのでしょうか?
もともと壁紙は、太陽の光や風などで劣化するため、定期的に張り替えるものです。
そのため、壁紙に小さな穴をあけはするものの、石膏ボードにまでは至らない画鋲を使ったDIYなら、劣化として許容されます。
しかし、ネジや釘で壁に穴をあけるDIYの場合には、石膏ボードにまで傷をつけるため、破損と見なされることがあります。
こういった理由から、DIYで壁に棚を取り付けると、原状回復されていないと判断され、修繕費用を請求されることがあるのです。
とはいえ、賃貸物件の築年数や大家さんの方針によっても判断は違います。
DIYをするときは、事前に確認するようにしましょう。
一人暮らしの賃貸住宅でDIY ②まねしてみたい実例
では、原状回復の範囲でおこなえるDIYの実例をご紹介しましょう。
まずは、収納棚の実例です。
設置したいスペースにぴったりとはめ込むタイプの収納棚を作りましょう。
キッチンの窓やカウンタースペースにすっぽり収まるよう、きちんとサイズを測ってDIYすれば、壁を傷つけることなく、効率的に収納スペースを確保できます。
トイレやクローゼットの上部には、突っ張り棒を2、3本取り付け、そのうえにボードを置くだけで、簡単に収納棚が作れます。
つぎは、部屋全体の雰囲気を変えたいときに使える実例です。
好みの壁紙に変えたいなら、はがせるタイプの壁紙を活用しましょう。
また、戸棚などに好きな色や柄のマスキングテープを張るだけでも、部屋の雰囲気はガラッと変えられます。
まとめ
賃貸住宅でDIYをする場合の注意点は、原状回復の範囲内でおこなわなければならないということです。
はっきりと分からない場合には、大家さんや不動産会社にたずねてみましょう。
とはいえ、自分だけの空間を作ることができる一人暮らしでのDIYは、生活をより快適で居心地の良いものにしてくれます。
ここで紹介した注意点や実例を参考に、ぜひ積極的にトライしてみてください。
私たちミタカホームズでは、東京都三鷹市を中心に賃貸物件を豊富に取り揃えております。
賃貸物件をお探しの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。