賃貸物件をお探しの、ファミリーの皆さま。
「管理費」について、ご存知でしょうか。
管理費と家賃を分けて設定している物件がある一方、家賃のみ設定している物件もあります。
一般的に床面積が広くなるほど管理費も高くなりますが、入居する時期によっても変わる場合があります。
今回は、賃貸物件の管理費についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
賃貸物件の管理費について① 概要
管理費とは賃貸物件を管理するための費用のことで、給湯器のリース代やインターフォンの修理代などに使用されます。
似た用語に共益費がありますが、共益費は外壁塗装や屋根修理など、物件の共用部分を使用・維持するために使用される傾向があります。
管理費も共益費も法的な定めはないため、大家や不動産会社によって定義は異なりますが、使用目的はあまり変わりません。
賃貸物件の管理費について② 目的
1. 管理費による節税対策
管理費は経費にできるため、家賃と管理費を分けることによって、節税対策を行っている場合があります。
なかには管理費を無料にしている物件もありますが、その場合は家賃が割高になる傾向があるので、注意しましょう。
管理費が無料と聞くと安い印象を抱きますが、家賃や管理費など必要な費用を合算して検討する必要があります。
2. 管理費による空室対策
敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用は、家賃の1ヶ月分というように、家賃を基に計算します。
そのため、毎月の支払い金額は同じでも、管理費が設定されている物件の方が初期費用を抑えることができるのです。
敷金・礼金などの初期費用のほか、物件の更新料も抑えることができますよ。
賃貸物件の管理費について③ 相場
1. 管理費は床面積に比例して高くなる
どの部屋も同じ料金に設定している物件もありますが、一般的に床面積が広くなるほど管理費も高くなります。
管理費は物件によって変わりますが、家賃の5%~10%が目安だといわれています。
2. 管理費は入居時期によって増減する
引越しが増える1月~3月に比べると、引っ越しが減る8月~10月は管理費が高くなりがちです。
毎月の支払い金額は同じでも、管理費を高くして家賃を安くすると初期費用が安くなるので、入居者が決まりやすくなるからです。
管理費は自由に変えることができ、管理費の多寡と物件の管理状況は比例しないため、注意しましょう。
まとめ
以上、賃貸物件の管理費についてご紹介しました。
管理費と家賃が分けられていようといまいと、毎月支払う金額は変わりませんが、初期費用や更新料に差が生じます。
引越しの際には多くの費用がかかるので、ぜひ家賃と管理費の内訳にも注目して物件探しをしてみてくださいね。
私たちミタカホームズでは、三鷹市内にファミリー向けの賃貸物件を豊富に取り揃えております。
賃貸物件をお探しの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。