賃貸物件に住んでいると、床のワックスがけをした方がいいのか、迷うことはありませんか?
掃除機をかけたり、水拭きや乾拭きをしたりする普段の掃除と比べて、ワックスがけをきれいに仕上げるのは難しそうに思えますよね。
今回は、自分でできるワックスがけのポイントと、賃貸物件でワックスがけをするときの注意点についてご紹介します。
賃貸物件のフローリングにワックスがけをする前に
賃貸物件に長く住んでいると、こまめに床掃除をしていても、くすみや皮脂汚れが目立ってきます。
また、普段の掃除でも、フローリングは少しずつ傷ついてしまうものです。
そんな傷や汚れからフローリングを守るのが、床材の表面に皮膜を作るワックスです。
このワックスが剥がれると、柔らかい木製のフローリングはたちまち直射日光やホコリ、湿気などで傷つき、汚れてしまいます。
ただし床材の種類は豊富で、フローリングの素材によってはワックスが不要なものや、一見木製に見えてもクッションフロアなど別の素材を使っている場合があります。
床がくすんできたのでワックスがけしたい、と思ったら、まず管理会社や大家さんに床材の種類を確認して、ワックスがけの許可を取りましょう。
許可を取った日時とやりとりをした担当者の名前をメモしておけば、万が一退去時に原状回復を求められるなどのトラブルがあっても対処できます。
フローリングにワックスがけする方法
ワックスがけをきれいに仕上げるためには、まず古いワックスを剥離する必要があります。
古いワックスの上に新たにワックスを塗っても、汚れと一緒に皮膜を作ることになるので、徐々に床が黒ずんでしまうからです。
市販のワックス剥離剤は水で薄め、スポンジなどでていねいにのばして床に塗り付けます。
数分置いておくとワックスが溶けてくるので、濡れたスポンジか雑巾できれいに拭き取ってください。
こうして剥離が終わったら、新しいワックスをモップなどでフローリングの目に沿って塗っていきます。
あまり力を入れず、薄く均一に塗ることがポイントです。
塗りすぎると滑って転倒するなどの危険があるので、注意してください。
また、ワックスが乾く前に歩くと、せっかくきれいになった床が汚れたり、ワックス液が剥がれてしまいます。
部屋のどこから作業を始め、どこで終わりにするべきかを、事前に考えておくことも大切です。
そして部屋の窓は開けておき、塗り終わった後は扇風機などで優しく風をあてると、早く乾きます。
ワックスがけの頻度は3~4ヶ月に一度が目安ですが、日当たりや家族の人数などによって変わります。
普段は簡易ワックスシートなどを使用しておき、年末の大掃除の時にしっかり剥離とワックスがけをする、というのがよさそうです。
まとめ
フローリングの床にワックスがけをすると、部屋が明るくよみがえります。
面倒だと思われるかも知れませんが、床を傷や汚れなどから守る方法として、ワックスがけはとても有効です。
難しい技術も必要ないので、慣れると短時間で作業できるようになりますよ。
大家さんや管理会社に床の材質を確認して許可を取ったら、ぜひ挑戦してみてください。
三鷹市・武蔵野市で賃貸物件をお探しの際は、ミタカホームズまでお気軽にご相談ください。