結婚し晴れて新婚生活を始めるにあたり、最初にするのが家探しです。
それまで実家や一人暮らしを送っていたわけですから、ふたりで暮す家を探す際のポイントも独身時代とは異なります。
新婚カップルが賃貸物件を選ぶとき、目的別の選び方を紹介します。
新婚カップルの賃貸選び1:間取りで選ぶ
家族で快適に過ごせる広さの指標として、居住面積水準があります。
賃貸マンションなどに夫婦ふたりで暮すなら、最低でも30㎡(10㎡×2人+10㎡)の広さが必要です。
また55㎡(20㎡×2人+10㎡)あると快適に過ごせるとされています。
しかし30㎡ではほとんどが単身者向け物件になりますから、40㎡以上(1LDK〜2DK)は欲しいところです。
そして50㎡を超える住宅なら、2LDKの間取りが多くなります。
平均的な50〜60㎡台の間取りでは、10帖のリビングと、6帖の居室が2ヶ所といった配置になります。
これは新婚カップルにも人気のあるタイプですし、二人暮らしなら十分な広さです。
ところで居住面積水準は乳幼児ひとりにつき5〜10㎡程度加算されるため、親子三人なら60㎡前後あれば快適です。
その広さを目安に物件を選べば、子どもが産まれても当面は住み替える必要がありません。
新婚カップるの賃貸選び2:家賃で選ぶ
一般的に収入の3分の1までを家賃の上限にすると良いと言われています。
共働きなら夫婦合わせた収入で考えても良いのですが、子どもが欲しいと考えているなら注意が必要です。
共働きであっても妊娠・出産にともない、妻の収入が大きく目減りするリスクがあるからです。
万が一、妻が休職や離職した場合に備えて、夫の収入のみでも十分に支払える家賃帯にすると安心です。
また物件のグレードによって、家賃だけでなく引越にかかる費用も変わってきます。
間取りを重視するなら2LDK程度のものとなりますが、1LDKなどにしてコストを抑える方法もあります。
仮に最初から2LDKに住んでも、兄弟が増えれば手狭になります。
それなら出産後に住み替える前提で、余裕をもって支払える賃貸物件を選ぶのも良いでしょう。
新婚カップルの賃貸選び3:場所で選ぶ
共働きであれば、それぞれの職場へのアクセスが良い土地を選びたいものです。
しかし子どもが産まれた場合は、育児のしやすい環境であることも大切です。
もし実家を頼れるのであれば、近居にすると何かと心強いでしょう。
実家を頼れない場合は、日々の通勤に加えて保育園の送迎があることを念頭に置く必要があります。
送迎をメインで担当する方の職場と、保育園のアクセスを考慮した場所にするのもオススメです。
まとめ
新婚カップルが賃貸物件を探す際の、目的別のポイントを紹介しました。
どんなタイプの家でも、新婚生活を過ごす家は思い出深いものになります。
ですからふたりの将来を見据えた賃貸選びで、新生活の良いスタートを切りたいですね。
ミタカホームズでは、新婚カップル向けの賃貸物件を多数取り扱っております。
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